東北関東の皆様へ(3) [ANOTHER]
この間、福島第1・第2原発の非常事態について、ブログを通して見ていただいている皆様にお知らせをして参りました。現状で重要なことをまとめておきます。皆様が行動する際の一助になればと思います。
政府公式発表
- 福島第1原発から半径20km以内は、避難指示
- 福島第2原発から半径10km以内は、避難指示
- 福島第1原発から半径20km以上半径30km以内は、屋内退避
情報を取得する際の注意事項
- 政府、原子力安全・保安院、東京電力の各チャンネルの公式発表をリアルタイムに取得すること
- 報道は、必ずNHKを軸として、情報を取得すること
- ネットメディアや個人の情報発信(ツイッター・ブログ等)を自らの取得しにいくこと
- 出来れば、海外メディアの報道(CNN・BBCなど)を注視すること
- デマ・
流言卑語流言飛語に惑わされないポイントは、「情報のソースが明確」「情報公開度」
留意すべきこと
- 情報公開がリアルタイムで無く、常に後追いになっている場合は、事態が先々悪化する可能性が高いと判断すること
- 自らの行動の優先順位を決め、優先度の高いものからつぶしていくこと
- 単一の情報ソースに決して頼らないこと。複数の情報ソースを比較して、自ら判断をくだすこと。
- 個々が、沈着冷静に行動出来ない場合は、人災としての2次災害が起きること。
参考事項
- 放射線の線量は、毎時30ミリシーベルト(=毎時3万マイクロシーベルト)を超える場合に必ず全員避難が必要
- ちなみに一般の年間被曝線量の限度は、累積で1ミリシーベルト。つまり毎時0.04ミリシーベルト(=毎時40マイクロシーベルト)のところに約1日いると限度を超えます。ただし、すぐに人体に影響は与えません。
- 怖いのは内部被曝です。内部被曝とは、放射性物質を口や鼻から取り込み、体の内部から被曝(放射能汚染)されることです。内部被曝は除染できないので、長期にわたって身体に影響を与えます。
- 避難の際は、必ず目・鼻・口を防護(マスク等で)して、放射線物質(=放射能をもつもの)を吸い込まない
- 避難の際は、出来るだけ皮膚の露出を避け、避難先で必ず髪の毛・上着を振り払う
- 妊婦・子供は、放射線・放射線物質による被曝(被ばく)の影響を受けやすいので、出来るだけ原発から遠くに避難
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